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![]() 八方睨側から見た戸隠山・蟻の塔渡り。両側が切れ落ちたナイフエッジの岩稜で距離はそう長くないが、目の前に現れた時の感想は「唖然」のひとことに尽きる。「ええーっ、これ通るの? ウソだろ」…みたいな。写真中央やや左寄り付近に鎖が少し写っているが、その先は鎖すらない区間が存在する。「ど〜して、ここに鎖がないんだよ!!」と一人叫びたい心境だった。登山地図で、ここが難路指定になってないのは、まったくもって理解に苦しむ。高所が苦手な人は絶対にやめておくべき。さらにこの山麓側には高い断崖絶壁に付けられた鎖場がいくつも連続するので、腕力に自信がない人もお勧めしない。人によっては無理した結果、その途中で進退窮まる可能性もある。ちなみに鎖のすぐ上に「曲がった鉄パイプらしきもの」が写っているが、これは左側へ下るための手すりなどではなく、何かの残骸に過ぎない。その鉄パイプ付近から鎖がない茶色い岩稜をなんとかクリアすると、その奧に写っている灰色の岩稜手前で鎖で左側に下降でき、最も険しい区間を巻くことは可能だが、どっちにしても神経をすり減らされる。 NEW ![]() 山麓側から見た蟻の塔渡り。写真左側は、ほぼ垂直に切り立っており、誤って落ちたら確実に死ぬ。同じ滑落なら写真右側の方がまだリスクは低いかも。 ![]() ![]() まさにナイフエッジの典型。不帰ノ嶮の岩稜(左)。これでも多くの登山者が行き交う縦走路だ。3点支持で、落石にも注意!(右) ![]() ![]() 同じく不帰ノ嶮の縦走路で鎖場に張り付く登山者(左)。北アルプス・西穂高岳のやせ尾根(右) |