小学5年生から8年間くらい定期購読。最初は、朝日新聞の配達の人が間違って我が家にポストインしてしまったことがきっかけ。中身を見て気に入り、母にせがんで定期購読してもらった。ちょうどその頃、友達が大人向けの趣味雑誌を定期購読していることを知り、自分も同じように興味がある分野の雑誌を定期購読したいと思っていた矢先のことで、新聞配達の人の実にタイムリーなミスが原因で、朝日新聞社は長期の読者を獲得したことになる。
　一般向けの科学雑誌なので、カラーグラビアも多く、小学生でもなんとか読める内容。しかも「科学」という点は共通しているが、さまざまなジャンルから最新の話題や興味深い話題を広く拾っており、楽しかった。大学生になって定期購読はやめたが、内容によっては時々購入。

　バックナンバーは、そのまま保管してある号、PDF化した号、破棄した号があり、すべて手元にない。今年も実家でダンボールに保管してあったバックナンバーが出てきて、保管すべきか破棄すべきか、迷ったが、何冊かめくってみたところ、ある号で野生絶滅したフジマリモがまだ現地に健在だった頃、その研究者を取り上げたページを見つけ、「これは捨てられない」。実家と自宅に分散して保管中。最も古いバックナンバーは、1975年のものだが、今回、自宅で探して見つけられなかった。基本的に一番古い号は保管しておく方針なので、実家にはあると思うが。