シュレーゲルアオガエルの目

シュレーゲルアオガエルという名前を聞くと、外来種のようだけど、実は日本在来のカエル。実家の鉢植えの葉っぱの上で、じっとしているシュレーゲルアオガエルを発見。実家周辺でカエルと遭遇するのは久しぶりだなぁ、と思いつつ、そっと覗き込んで観察すると、目の虹彩は金属光沢のように輝き、複雑な模様があるではないか。

どことなく眠そうなのに、やはり警戒したのか、何度かそっぽを向かれたり、ノソノソと隣の葉っぱに移動されたり…。でもなんとかご機嫌を伺いながらモデルになってもらった。

この写真ではわからないが、目の下部から時々、透明な膜が上がったり下がったりしていた。鳥の瞬膜みたいなものなのだろうか。またストロボの発光する位置を変えると、虹彩の一部が青色に輝くこともあった。

瞳孔の奥に広がる漆黒の闇は、まるで両生類の進化の歴史につながるタイムトンネルのようですらある…。ちょっと大袈裟か(笑)。

少し引いた写真(左)。これならカエルというのは一目瞭然。正面から見ると、こんな感じ。すっかりくつろいでいらっしゃるところなのに、すみませんねぇ(上左)。どこか哀愁漂う(?)カエルさまの背中(上右)。

                                                      Close up!

Nature
Close up!

File No.0024